抗菌効果
|
光触媒の持つ酸化分解力は、大腸菌、MRSA、緑膿菌などの病原菌に対しても有効であることが
確認されています。特に病院の手術室では、従来の消毒では殺菌できない空中浮遊菌が存在し
問題になっておりましたが、実際に光触媒タイルを手術室の床や壁に用いることで、これらの
浮遊菌をほぼ完全に殺菌できることが証明され、実用化の段階を迎えています。
病院を始めとする医療施設のほか、厳密な衛生管理が求められる食品工場などの安全対策及び
HACCP対応の一環としてもご利用できます。
PCコート抗菌性試験(単位:個/ml)
試験菌名 |
試験材料
|
試験開始時
|
24時間後
|
滅菌率
|
大腸菌 |
対象
|
3.5×105
|
2.0×107
|
- |
PCコート01
|
3.5×105
|
<10
|
99.9%以上
|
PCコート02
|
3.5×105
|
<10
|
99.9%以上
|
黄色ブドウ 球菌
|
対象
|
1.9×105
|
1.9×104
|
-
|
PCコート01
|
1.9×105
|
<10
|
99.9%以上
|
PCコート02
|
1.9×105
|
<10
|
99.9%以上
|
【使用基板】 100角タイル
【試験機関】 (財)日本陶磁器検査協会
【試験方法】
50mm×50mmの検体上に約10万個/mlとなるように調整した菌数を、0.2ml滴下した後、ポリエチレンフィルムを密着させ、500ルクスの白色蛍光を照射させながら、35℃で保存する。24時間後に洗い出し、検体上の生菌数をSCDLP培地を使用して混釈平板培養法により測定し、1ml中の菌数を換算する。なお、比較のため抗菌処理をしていないもの(通常陶器)を同様の操作を行ない、対象とする。
|
親水効果
|
親水効果とは、光によって表面が水を強く吸着してすることです。酸化チタン表面の水滴は光照射によって一様に広がり、表面をすき間なく完全に覆ってしまいます。これは光によって水が強く吸着するようになるためです。
ガラスや鏡が水蒸気で曇るのは、小さな水滴がすき間なくつき光を散乱するからです。 超親水性表面では水滴が表面全体に均一に広がるので透明になり曇らなくなります。 さらに、酸化チタンでは表面に付いた汚れが表面での光酸化や水の光吸着によって浮き上がり、水(雨)によって流されます。
これらの機能によって住宅や店舗などの建物外壁に使用すれば、長期間美しい外観を保つことができます。
|
ガス分解効果
|
生活空間に発生する嫌なにおい(生活臭、タバコ臭、生ゴミ臭、ペットの臭い等)を分解・脱臭します。
また、新建材に含まれる接着剤や塗料から発生するホルマリン等の有機化合物も分解し、目や皮膚を刺激して起こるアレルギー反応(シックハウス症候群)を防止します。
一般住宅においてのペット臭や生活臭はもちろんのこと、多くの人が集まる公共施設などのホール、トイレ、ホテルの客室、オフィス、飲食店、自家用車、タクシー、電車、バス、飛行機などの車内(クーラー臭、タバコ臭)など、快適であることが要求される場所でもご検討いただけます。
|
<< Back Home Next >>
|
ページトップへ
|
|